44歳からの留学 ― 米国管理栄養士の、事の始まりから現在まで ー 余談⑨コレステロール続き

昨日私は私のコレステロールが上昇し続けていることについて書いたのだが、なんと偶然にも今日、私の懸念に答えてくれるような記事がネットに掲載されたのだ。『男女で違うメタボとコレステロールの新常識』という著書のある、日本循環器学会認定循環器専門医の田中裕幸先生へのインタビュー形式の記事だった。

それによると、女性と男性では、脂質パネルの解釈のしかたがことなり、女性の場合は、HDLが高く、中性脂肪が低ければ、LDL の数値にこだわる必要はなく、さらに、頸動脈エコーのIMT値でプラークがなければ、総コレステロールやLDLの数値にかかわらず放置してよい可能性が高いとのこと。

コレステロールを下げるスタチンという薬も、男性には服用するメリットが高く、心筋梗塞の減少がみられたが、女性にはなく、服用の意味がないとも。

なお、中性脂肪の上昇については、運動不足、動物性脂肪、甘いもの、炭水化物、アルコールに影響を受けるので気をつけるようにと。私の体験でも、一度中性脂肪が340にも上がってしまったことがあり、玄米・全粒穀物も含めて炭水化物を一切カットしたところ、一年後には96にまで下がった。

田中先生の説明で、ここ10数年来の憂いが吹き飛んだ思いである。

田中裕幸先生へのインタビュー形式の記事詳細は、添付のサイトを御参照のこと。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fb00bc73369fd65a1f30b8000ca123d2fb984d92?page=1

堀尾シェルド裕子