44歳からの留学 ― 米国管理栄養士の、事の始まりから現在まで ー 余談㉘コレステロールが下がった!
以前、余談⑧と⑨で、私のコレステロールについて書いた。50歳を過ぎてから、私のコレステロールは上がり続け、どんなに食事を改善しても、運動をしても、コレステロールは下がらないのだった。
女性の場合、メノポーズ(閉経)を迎えるとエストロゲンの分泌は低下し、エストロゲンの材料となるコレステロールはあまり使われないので血液中に残り、コレステロールが上がっていく。けれども、医師の進める抗コレステロール薬‐スタチンは飲みたくない。記憶力の低下やブレインフォグが増加する研究結果もある。かと言ってそのままほってもおけないので、Dr. Sinatra の勧める「CITRUS BERGAMOT EXTRACT」というサプリメントを適当に飲み始めた。
そしてまた、定期血液検査の時がやってきた。その結果は、なんと、総合コレステロールが前年の269から288に、LDL (悪玉コレステロール)は188から202に上がっていた!もうここまでくると、この先に起こるであろう脳卒中は絵空事ではなくなって来た。
「CITRUS BERGAMOT EXTRACT」は私にはまったく効かなかった。それでは、一体、私に何ができるだろうと思い巡らせていると、はたと思い出した。「Red Yeast Rice」がいいと聞いたことがある。「Red Yeast Rice」とは、米を発酵させた紅麹で、スタチンと似たような働きをするという。今度こそは、コレステロールを下げるのだという意気込みで、指示書き通りに、2か月間の目標で飲み始めた。
さて、2か月後に血液検査を受けた結果は:
総合コレステロールが34ポイント下がって254、LDLが44ポイント下がって158になっていた!
もう一度年ごとの変遷をみてみよう。
19年10月30日、20年12月22日、22年3月18日、23年4月19日、23年7月12日の順である。
総コレステロール(基準範囲0-200g/dL)232 → 261 → 269 → 288 → 254
中性脂肪 (基準範囲 <150 mg/dL) 103 → 95 → 98 → 107 → 178
HDL (善玉)(基準範囲 >40 mg/dL) 57 → 69 → 61 → 65 → 60
LDL (悪玉)(基準範囲 <130 mg/dL) 154 → 173 → 188 → 202 → 158
我ながら、快挙の達成を誇っている。だが、中性脂肪の上昇は不可解である。これは何かの間違いであるのか、というのも、Red Yeast Rice は中性脂肪も下げるといわれているからだ。ただ、ここ最近炭水化物の摂取が多かったことも否めない。今後の方針としては、Red Yeast Rice を続けること、炭水化物を極力カットすること(中性脂肪が350までに上がってしまったのを玄米も含めた炭水化物のカットで、2か月で97までに下げた経験がある)を心掛けたい。
堀尾シェルド裕子
44歳からの留学 ― 米国管理栄養士の、事の始まりから現在まで ー 余談㉗味付けのない野菜
そもそも、平均年齢が92歳という、運動量も極端に少ないお年寄りたちに提供する食事が3食で、総合カロリーが2000kcal近くあるということが、私には、理解できない。これだけやっときゃ文句は言わせないということなのか。以前、私自身の摂取カロリーを、栄養学の授業で、各自記録し、レポートにしなければならなかったことがある。私は身長163cm (アメリカ人女性の平均身長)、体重は当時53kg位だった。運動量は、スポーツは特にしていないが、キャンパスを歩き回る、中程度だった。結果として、その時の私の平均摂取カロリーは一日1600kcalだった。この数字は、後に修士課程で取った老人栄養学で聞いた、老人の平均必要カロリー約1600kcalというのと同じだった。2000kcalというのは、アメリカの成人男女の一般的な必要カロリーとして、よく言われる数字だ。だから、2000kcalの食事をお年寄りに提供して、食べろ食べろというのは、無謀なことだと私は思っている。施設では毎食の摂取量がパーセンテージで記録される。なので、私は、小柄な女性や、食の細いお年寄りのポーションサイズ(分量)を、それが適切と思った時点で少なく調整する。それはミールチケットに反映される。そうすれば、分量が少なくもられるので、食べ残しも減り、とやかく言われることも減り、平和でいられるだろうとの思いからだ。
私は、12歳の時に心臓に雑音があると言われ、検査入院を一週間ほどしたことがあるのだが、検査以外は寝ているだけなので、育ち盛りと言えども、お腹はあまり空かなかった。朝食の後に、すぐ昼食の時間がやってきて、食欲のないまま、食べることになった。そして下痢をした。著書のなかでも書いたように、私は下痢体質でもあったので、食べたくもない昼食を無理やり食べるとその結果はすぐに出て、苦痛だった。だから、お年寄りに準備される過剰カロリーが、ことさら気になるのだ。
それからもう一つ。お年寄りはよく野菜を残す。昼食と夕食の白いお皿には、プロテインとしての肉や魚が、スターチとしてのポテト類、ライスなどが、そして温野菜がもられる。その野菜がよく残される。それで私はよく、野菜は大切だから食べるようにと言って回ったものだった。ところが、ある時味見をしてみて驚いた。味付けがされていないのだ。野菜が蒸されるかゆでられただけ。美味しくもなんともない。二口めを食べる気もしない。こんな野菜を出されていたのかと合点がいった。その後レストランのメイン料理につく野菜にも味付けがされていないことに気がついた。テーブルに置かれた塩と胡椒で、各自味付けをしろということらしい。なんとこの国(アメリカ)は!
間欠的断食をしているものとして(私は一日二食)、施設のお年寄りへの過剰カロリーが、また、日本料理を知っている日本人として、味付けのない野菜が提供されていることに、耐え難いものがある。
堀尾シェルド裕子
44歳からの留学 ― 米国管理栄養士の、事の始まりから現在まで ー 余談㉖訴訟の被告に
私は、自身の回顧録のなかで、いじめも解雇も体験したが、現在は、最良の上司に恵まれて、平和裏に仕事ができるようになったことを書いた。だが今日は、その後に起こったアメリカの試練の留めになることを共有したい。それは訴訟に巻き込まれたことだ。アメリカは訴訟大国と呼ばれるのだが、その訴訟の(被告側の)証人の立場に立たされたのだ。
去年(2022年)の5月に、ニューヨーク州保健省の弁護士から、メールが送られてきた。私の勤め先である退役軍人老人ホームに入居していたL.L.氏が死亡した件で、訴訟があり、11月にオンラインでの裁判がおこなわれるというもので、証言にたつことを要請されたものだった。はじめ、それがなんのことかまるで分からず、上司に転送して、これはなんのことなのか尋ねた。それと同時にそのメールを何度も読み返しているうちに、どうやら私が、その死亡に至る過程に関わっているとされ、証人として証言しなければならないらしいことが分かってきた。私はそのL.L.氏の名前も顔も全く覚えていない。取るものもとりあえず、コンピュータ上の過去の記録を検索した。
L.L.氏は、その5年前の2016年の12月12日から2017年の1月15日まで約一カ月間だけ入居していた89歳の男性だった。ベッドからの落下で左腰を骨折し、手術を経て、病院からやって来たのだった。持病としては、パーキンソン病、高血圧、高脂血症、認知症、膀胱がん、血尿、前立腺肥大症、糖尿病があった。L.L.氏は、様態の悪化で2017年の1月15日に病院に搬送され、1月22日に病院で死亡した。だが家族は、L.L.氏の死亡の原因は、老人ホームで適切な処置を受けていなかったことによる、「尿路感染症」、「栄養失調」、「脱水」であるとし、ニューヨーク州保健省を訴えていたのだった。その関係者として、医師、看護師、そして管理栄養士としての私が証人席に立つことになったのだった。
もう寝耳に水。5年も前のこと。顔も名前も憶えていない。後に弁護士に、なぜ5年もたってから訴えるのかと聞くと、それは、既に始まっていたが、コロナ禍で、据え置きになっていたとのことだった。
L.L.氏は、身長170cm、体重70キロ、平常範囲の体重だ。入居から4週間は毎週図ることになっている体重は、3週目までは安定している。が4週目の記録はない。恐らく、体調が悪く、体重測定を見送ったのだと推測する。私は、入居時にコンピュータのフォームに沿った栄養評価を12月15日付けでしている。長期療養施設では、体調などに変化がなければ、管理栄養士の評価は通常3カ月ごとだ。
翌年の1月12日木曜日に、看護師が私に、L.L.氏の食事の摂取量が落ちていると言ってきた。接種量の記録を見ると、確かに以前は、75-100%が多かったのに対して、25-75%に落ちている。とりあえず、糖尿病患者用のサプリメントドリンク”Glucerna"を午後に一回を提案した(このホームでは、管理栄養士がrecommendし、ドクターが是認するルールになっている)。記録によると、”Glucerna"は、翌日の1月13日(金)に処方がスタートし、100%摂取されたいる。その翌日の1月14日(土)は50%、翌々日の1月15日(日)は0%「嚥下できず」と注意書きがあった。そしてその日にL.L.氏は病院に搬送されたのだった。栄養士は土日は勤務しないし、通常でも、サプリメントドリンクなどのフォローアップは数日後だ。看護師が言ってきてから(12日木曜)から週末に病院に搬送されるまで(15日日曜)、私の知らぬ間にことはあれよあれよと進んでしまっていたのだ。
これで私に責任があったと言われても、責任の取りようがない。訴状に上がっている「栄養失調」に関して言うと、L.L.氏が食べようが食べまいが、2000キロカロリー近くと約90グラムのプロテインをむくむ食事が日々提供されている。また、骨折の術後の創傷治癒を促すために、(私の介入で)総合ビタミン剤とプロテインサプリメントが処方されている。「脱水」に関して言えば、メニューに含まれる飲み物、食事時に提供されるコップの水、スナックタイムに提供されるジュースやアイスティー等を合わせると2000㏄以上になり、また、ベッドサイドにはウォーターピッチャーが常に置いてあるので、水分提供の責任は十二分に果たしている。また、それらの提供されたものを摂取するかどうかについては、通常、看護師や看護師の助士が、補助したり、促したりしている。実際、看護師が飲み物を促している記録があった。
「尿路感染症」に関しては、医師の責任分野だ。それと「脱水」もだ。15日付けの血液検査の結果を今見ると、BUN 59, Cr 1.83, Na 149, Ca 12.3, WBC 18.1 と異常に高い。脱水及び腎臓機能の低下、感染の疑いがある。その日の早朝、看護師はその異常な結果を、すぐにDr. F に連絡して指示を待っている。週末は、医師との連絡は、ON CALL でなされ、電話の指示で動く。ところが、記録によると、Dr. F からの返事の連絡がなかったようで、(看護師がDr. Aに連絡したのか)午後の2時過ぎにDr. Aからの病院への搬送の支持が出ている。それまでは何の処置もなされていない。看護師が検査結果の異常に気付いて医師に連絡し、指示を得るまで、なんと9時間もたっている。
オンラインの裁判で、私は精一杯の受け答えをした。私は、私の立場で、やるべきことは全てしている。弁護士にも、500ページにもわたる資料(オンラインの記録)のどこに私のした仕事が出ているかを調べて全て伝えた。医師として裁判で証言したのは、Dr. Mだった。Dr. F は既に他界している。当時から、Dr. F は顔面のガンで、いつも顔を覆っていた。Dr. A や診療看護師がフォローはしていても、Dr. M がもともとのL.L.氏の担当医であった。
私は、裁判が行われてから後日、Dr. M を訪ねて裁判についての話をした。そして尋ねた。十分に弁護できたかを。すると彼女は「負けた」と言った。その言葉はショックだった。私自身がうまく証言できていないとしても、医師は滞りなく弁護できていると信じていたからだ。彼女は更なるLab(血液/尿検査)のオーダーをしていなかったと言う。直近のLabの結果は1月15日以外に、1月12日、14日と存在しているが、その異常に向き合った介入をしていなかったという意味だろう。この件で他に誰も話せる人はいなかった。上司も、この件に関わりたくないのか、知らぬ存ぜぬを決め込んでいるように見えた。というのも、一度、コップに注がれた水を食事時に提供するとことが「方針と手順」に明記されていないことを発見した私は、上司に「Nothing!」叫んでしまったのだ。上司はあわてて「方針と手順」に加えていた。「方針と手順」の手抜かりで、部下をサポートできないことを恥じたのだろうと思う。ともあれ、私の周りには上司以外にこの件を知っている人はいないのだ。数カ月が過ぎ、四月に入ったので、弁護士にどうなったのかメールで尋ねた。すると、和解にもっていったという。私は、いくら払ったのかを聞いた。原告は$650,000(4月30日付けの136.68円換算では、88,737,675円)を要求していたが、結局は$150,000(20,502,525円)で和解したという。弁護士は、私の仕事や責任については十分に釈明されたと慰めの言葉をかけてくれた。
これは、始めに予想していたこととは、どんでん返しだった。上司と始めに話した時は、L.L.氏が89歳で癌にもかかっている状態であることから、上司はこの件は却下だと鼻も引っ掛けない感じであったのだ。私はこの結果について、私のキャリアに汚点がついたような納得のできない気持だった。だが、全体の記録を俯瞰すると、医療側に落ち度があるようにも思う。原告側が非難しているのは、ニューヨーク州であり、個人ではない。ニューヨーク州はこれを払い、私の勤めている施設の運営者も、何も言わずに、ことを荒立てないようにしているように見えた。
堀尾シェルド裕子
44歳からの留学 ― 米国管理栄養士の、事の始まりから現在まで ー 余談㉕断食
私の著書の中でも書いた通り、私がマクロビオティックに夢中で取り組んでいたことが縁で、アメリカに渡り、その事がきっかけで、アメリカに留学して、米国管理栄養士になった。そのマクロビオティック時代に、断食療法なるものを学んだ。その後、古今東西、断食と言うものが存在し、また断食の定義も様々であることを知った。イエス・キリストは荒れ野で40日間断食したという。イスラム教ではラマダンと言って、イスラム暦9月の一か月間、日の出から日没にかけて断食をする。
さて、私がマクロビオティックに夢中で取り組んでいた時の断食療法の話に戻すと、当時の先生の一人、O先生は、十日間の断食療法で万病を全て治すと豪語していた。その断食中は、食べ物はおろか、水も飲ませない(または制限していた?記憶がさだかではない)。なので、その療法を、その先生の下に泊まり込みで、受けている患者のなかには、水が飲みたくて、ショウガ湿布のお湯を、闇雲に飲んだ者がいるとO先生は話していた。
私が私の留学についてのアドバイスを求めたマクロビオティックの友井先生は、年に1-2回の断食道場を主催していた。私も一度屋久島で行われた断食道場に参加したことがある。その断食療法は、5日間で、始めと最後の日は、少量のおかゆ等を食べ、中3日がお茶などの水分だけはとってもいい断食である。私は、マクロビオティック玄米食を始めてからは、著書の中で述べた健康問題もなくなりいたって健康だったので、特に断食による健康効果を感じることはなかったが、良い体験ができたと満足していた。
なので、断食健康療法は、日本では割と人気のある東洋的な療法であると思っていた。ところが、最近ではアメリカでも、間欠的断食という、1-2食を抜き、一定時間食べないという健康法が、浸透し始めているようなのだ。私が最近読んだ論文のなかでも、アメリカの看護師たちの健康習慣調査で、健康のために朝食を抜くなどの間欠的断食をしているという割合が一定程度いると出てくる。つい最近読んだ論文でも、間欠的断食とカロリー制限食では、どちらが減量効果や生活習慣病のリスクを減らせる効果があるかの研究がなされていた。わりと最近までは、栄養学会でも朝食を抜くことは、健康に良くない一辺倒だったのにだ。
それと言うのも、日本人科学者の(東京工業大学の)大隅良典博士が、「オートファジー」(自食)の仕組みを解明した功績により2016年のノーベル生理学・医学賞を受賞しからではないのかと思う。
オートファジーとは、食べないことで、体が細胞をつくるために必要な栄養を得るために、既にある細胞内の老廃物や有害物質、正常な組織などをすべて回収・分解し、リサイクルして利用し、新しいものに作り変える仕組みだ。 具体的には最低16時間の断食をすることでこの効果をえられる。通常は一食抜いて、8時間の枠内で食事をする。その効果としては、体重の減少効果はもとより、免疫力をあげ、腸内環境の改善、アンチエイジング、癌細胞の除去等があげられている。
私の夫はアメリカ人で、アメリカンフードで育ち、40年以上にわたるヘビースモーカーとしての喫煙(7年前から禁煙)で体をめちゃくちゃにした一人だ。一緒に暮らし始めてから20年、健康食になった筈なのに、10年位まえから、高血圧、COPD (慢性閉塞性肺疾患), CHF(うっ血性心不全)等、慢性病のオンパレードだ。本人は、サプリで治すと言って、山のようなサプリをためしてきたが、いっこうによくなる気配はない。夜中に我慢できずに間食をする習慣もある。断食を勧めたことはあるが、やろうと思えばいつでもできると言い、そのくせやろうとはしない。ところがあるYouTubeをみて(私も見た)、その話手が断食の効用について語っていた。断食をすると、内臓が委縮するが、断食を終えるとそれが元に戻る、そして若返ると。その言葉に妙に説得力があり、夫は突き動かされたようだ。断食をすると言いだした。私は、それが続かないのがわかっているので、一日1食の間欠的断食を勧めた。本人も同意し、それを10日間続けた。それから、2食に移行し、10日位してから夫は血液検査を受けた。結果、悪玉コレステロールは下がって正常範囲だった。糖尿病の指標となるA1cも正常範囲内とはいえ、少しづつ上がってきていたものが、今回は下がっていた。浮腫のために服用している利尿剤がクレアチニンを上げていくので(腎臓機能低下につながる)、夫がひどく気に病んでいたのだが、それもやや下がっていた。
Dr. Alan はアメリカの彼の代替医学の治療院で、水断食を指導しているが、彼の指導の下に実行している患者たちは、5-14日間の水断食で、慢性病のほとんどが治るという。マクロビオティックのO先生がやっていたのとほぼ同様だが、水を制限しないところだけは違う。
堀尾シェルド裕子
44歳からの留学 ― 米国管理栄養士の、事の始まりから現在まで ー 余談㉔BBC はビールスだ
今回は、イギリスにおけるCOVID ワクチンの犠牲者の家族や、その実験的な(なされるべき治験のされていない)ワクチンに疑問を持っている人々の抗議のラリーのニュースを共有したい。
少なくとも6か所のイギリスのBBC (英国放送協会)のビルディングが、COVID ワクチンで死んだ人々の写真やプラカードで覆われた。
「メディアはビールスだ」と糾弾するラリーが1月7日(土)に三つのグループ(The People’s Resistance, Freedom Fighters, The North Unites)によって組織実行された。
同時に6ッか所のBBC ビルディング(BBC Radio Merseyside, BBC Media City Salford 等々)が標的にされたのだ。
「BBC は我が国の裏切り者だ」「(口真似をする)モッキンバードのようなメディアは我々の国の裏切り者で、これまでもずっとそうだった」とメッセージは続く。
「BBC のビルディングは、今日、真実を突き付けられた。もう十分だ。メディアは人類に対して最大の犯罪を犯している。我々の友や家族に引き起こした死や損傷の責任を取るべきだ。」
ラリーのメンバーによると、BBCは:
‐ ソーシャルメディアで流れる、(ワクチンによる)死や損傷の情報に対して沈黙している
‐(ビル)ゲイツ財団から23.7ミリオンドル(約30憶円)を受け取った
‐ ゲイツは、2019年9月に、(ドイツのバイオテクノロジーの会社でmRNA COVID ワクチンを開発した)BioNTech の株を55ミリオンドル(約71億円)買っている
以下は、BBC 本社に貼られた、この実験的なCOVIDワクチンにより死亡した人々の写真である。(写真は添付のサイトを参照のこと)。
‐ Joshua Henry 13 歳 ファイザーCOVID mRNA ワクチン接種後数時間内に脳出血で死亡
‐ Katie Lees 34 歳 アストラゼネカCOVID ワクチン接種後13日後に血栓で死亡
‐ Shirel Hilel 22歳 2回目のファイザーCOVID mRNA ワクチン接種2週間後心筋炎で死亡
‐ Luke Garrett 20 歳 ファイザーCOVID mRNA ワクチン接種12時間後にてんかん発作で死亡
‐ Jack Hurn 26 歳 アストラゼネカCOVID ワクチン接種2週間後に脳血栓で死亡
‐ Sean Hartman 17 歳 ファイザーCOVID mRNA ワクチン接種4週間後に死亡
‐ Kassidi Kurill 39 歳 2回目のモデルナCOVIDワクチン接種4日後に死亡
‐ Stephen Wright 32歳 アストラゼネカCOVID ワクチン接種10日後に脳血栓で死亡
‐ Simone Scott 19 歳 2回目のモデルナCOVIDワクチン接種6週間後に心臓移植の合併症で死亡
‐ Victor Simoes 34歳 ファイザーCOVID mRNA ワクチン接種2週間後に急性大動脈解離で死亡
また、指名手配人として、陰謀に参画したBBC職員、他のメディア職員、政府職員の写真も掲示されている。(写真は添付のサイトにて)
‐ BBC: Helen Thomas – Look North 製作責任者 - 儀情報、(意図的な)宣伝、フェイクニュース
‐ BBC: Carol Malia ‐ Look North ニュース プレゼンター、人類に対する犯罪、儀情報、(意図的な)宣伝、フェイクニュース
‐ BBC: Phil Podmer ‐ Look North シニア放送ジャーナリスト、人類に対する犯罪、儀情報、(意図的な)宣伝、フェイクニュース
‐ BBC: Amanda Harper ‐ Look North ニュース プレゼンター、人類に対する犯罪、儀情報、(意図的な)宣伝、フェイクニュース
‐ BBC: Jeff Brown ‐ Look North ニュース プレゼンター、人類に対する犯罪、儀情報、(意図的な)宣伝、フェイクニュース
(このほかにも13人が掲示されている。添付のサイトをご参照のこと)
私はよく、ニュースを見るのだが、米国でも、勿論、主要メディアでは、COVID ワクチン死亡者のニュースは一切登場しない。ワクチンでぼろもうけをしている大手製薬会社が主なスポンサーなのだ。メディアは中立だなんて、昔どっかで聞いたことがあるような気がするが、そんなこと今は絶対にない。少なくとも今私が住んでいるところでは。
堀尾シェルド裕子
44歳からの留学 ― 米国管理栄養士の、事の始まりから現在まで ー 余談㉓ノルウェー、葬儀場が満杯
前回のブログ(余談㉒)で子供の感染が増えていることを書いたが、今回は葬儀が増えている情報をシェアしたい。
ノルウェーのトロンハイム(Trondheim)という都市の地方紙で、葬儀社の顧客が異常に増えていることが、報じられたhttps://www.thegatewaypundit.com/2022/12/crisis-massive-increase-number-dead-forces-funeral-homes-norway-store-dead-garages/。4代にわたって経営されているトロンハイム最大の葬儀社、Savanholm & Vigdal Gravferd の4代目総支配人であるLars Svanholm氏は、1922年創業以来、100年に渡って、このような数の死者数をみたことがないという。去年と比べて30パーセント位増えているという。
この増加のため、ガレージの、緊急冷蔵室をオープンした。ガレージはこのような時のために冷蔵システムを取り付けており、使用時は車を外に出すことにしている。
Svanholm氏と26人のスタッフにとっては、冷蔵室の許容量から、葬儀室へのアクセスなど、尋常ではないチャレンジとなっていて、遺族の待ち時間も長くなっている。また遺族は、二週間以上も埋葬を待たなければならない状態だ。
飛行機事故や、その他の大きな事故での死にたいする葬儀の増加は、時としてあり、その準備はして来たが、現在の状態は通常の死の増加だ。
Svanholm氏は、この状態のピークにはまだ達していないと感じている。遺族が15-20日間位埋葬まで待たなければならないのは、教会や他の葬儀所も忙しいからだと言う。この待ち時間の長さに、遺族は失望をするが、理解もしめしてくれるという。
Svanholm氏はインフルエンザの季節がやってくることに少し神経質になっている。記事はここで終わっている。何故増えているのかには触れていない。ここでは、以下の事実だけを述べて、判断を皆さまにゆだねたい。米国では、2020年12月にPfiser 社とModerna 社のCOVIDワクチンが緊急使用許可を得て、開始され、その後2021 年2月に Janssen 社( Johson &Johnson)と続いた。そして、一年足らず後の2022年9月時点で、Vaccine Adverse Event Reporting System (VAERS) と言うレポートシステムによれば、COVID ワクチン後の、30,935 件の死者を含む1,407,409件の有害事象が、報告されている。ちなみにこの報告自体、義務はなく、その数値は、氷山の一角とも言われている。
堀尾シェルド裕子
44歳からの留学 ― 米国管理栄養士の、事の始まりから現在まで ー 余談㉒子供の感染の増加
この添付の記事 が出てから、早一カ月以上過ぎてしまったが、まだ渦中のできごとであり、これからも続くと思うので、読者の皆様と共有したいと思う。
https://www.lewrockwell.com/2022/11/joseph-mercola/record-surge-of-infections-in-children/
今アメリカでは、子供の間で、RSビールスによる急性呼吸器感染症(RSV)、コロナ、ライノウイルス、インフルエンザなどの呼吸器感染症が増えている。病院のスタッフは、なぜなのかと首をかしげている。一方で、言論を統制され、発言を隠蔽された科学者や医師らは、mRNA COVID (コロナ)ワクチン(ファイザー社、モデルナ社による遺伝子操作によるCOVIDワクチン)が人の免疫システムを破壊するので、感染症が雪崩のように起こるだろうと、警告していた。10月の3週目時点で、ワシントンD.C.、メリーランド州、コネチカット州、ヴァージニア州の病院では、ほぼ満杯であることが報告された。
RSVは、通常、風邪のような症状が1-2週間続くだけで、大人にはほぼ無害なのに対して、子供には、気管支炎や肺炎など重症化する恐れがある。
2021年夏、まだ子供に対する、COVID ワクチンは開始されていなかったが、RSVは増加していた。可能性としては、mRNA COVID ワクチンとRSV の関係はまだ断定はできないが、周りの大人たちが打ったmRNA COVID ワクチンによって体の中に生成された、スパイク蛋白が体外に放出されて(spike protein shedding)子供に影響し、免疫システムを低下させたとも考えられる。
ところで、RSV による入院の割合は、歴史的な高さにまでは至っていない。RSV に焦点を当てた報道は、もしかすると、モデルナ社が今、RSV のmRNAによるワクチンに取り組み、2023年には、市場に出すことを予定していることと関係しているのではないか。(アメリカでは、製薬会社の広告が大きく占めるので、報道が公正であるとは考えにくい。)
モデルナ社は、また、COVID、 RSV、インフルエンザの混合のmRNAワクチンも開発中だ。究極的には、トップ10のビールスをカバーするmRNAワクチンを開発して、毎年打たせることを企んでいる。
mRNA COVID(コロナ)ワクチンは、コロナだけではなく、全てのヴィールスに感染しやすい、自然免疫抑制を引き起こす証拠が十分にある。
2022年6月に、Dr. Sennef, Dr. Nigh, Dr Kyriakopoulos, Dr McCullough は「Fooda and Chemical Toxicology」に、そのワクチンが免疫機能を抑制し、病気を引き起こすメカニズムを説く論文を発表した。その内容は専門的なので、ここでは割愛するが、繰り返しの接種は、全ての悪影響を拡大するだろうとしている。
日本の医師が、大変詳しく説明している記事「新型コロナ遺伝子ワクチンの危険性について」をみつけたので、興味のある方は次の添付もどうぞご参照のこと。
https://matsumotoclinic.com/dangers-of-covid-19-vaccines/
堀尾シェルド裕子