44歳からの留学 ― 米国管理栄養士の、事の始まりから現在まで ー 余談⑲猫の留守番

私達が旅に出るときはいつも、猫をどうするかが問題となる。ご近所さんに、朝晩のエサやりなどをたのんだり、猫好きの同僚にあずかってもらったり、動物病院の預かり所に宿泊させたりと、色々と試してきた。更には、猫を旅に連れて行ったこともある。

我が家の猫は臆病で人見知りなので(前回ブログ余談⑱参照)、同僚にあずかってもらった時は、隠れっきりになったり、蹴散らしながら走り回ったりと、同僚に大変な思いをさせてしまった。動物病院の預かり所では、ケージはゆったりとゆとりのあるものだったが、恐怖におののいているので、係員が段ボール箱を隠れ家としてケージにいれると、そのなかに、滞在中“引きこもり”になっていたようだ。

旅に連れて行ったときは、ペット可のAir B &Bに泊まったのだが、猫には初めての場所がストレスだったようで、砂箱の外に粗相を繰り返した。それからすると、ご近所さんにペットシッターとして来てもらうのが、中では、一番よかったようだ。費用面でいうと、ペットシッター料として、1日$10程払った。病院の預かり所は一泊確か$22だったと思う。

猫は2-3日なら猫だけで留守番させても大丈夫だと聞いた。それで、去年、2泊の旅行の際に、猫を残していくことにした。我が家のタマちゃんは、夫に大変なついていて、夫が買い物に出ると、夫を探してタマちゃんは鳴く。夫は後ろ髪を引かれる思いだったにちがいないが、私との旅を尊重し、それはあまり口にしなかった。帰って見ると、やはりタマちゃんは砂箱の外に粗相をしていた。孤独のストレスにあらがっていたのだろう。

今回も、2泊の旅に猫を置いていくことにした。エサは、いつものウェットフードだけでなく、万が一のために、質のよいカリカリも加えることにした。

さて、旅から帰ってみると、猫はちゃんと生きていた。一安心。帰ってきた私達の声がきこえたからか、タマちゃんは鳴いていた。今回は粗相はしていなかった。Good。

エサはというと、カリカリはほぼなくたっていた。ウェットフードのほうは、普段タマちゃんの大好きなイワシ缶でさえも、半分以上残っていた。これには、笑ってしまう。普段どんなに健康的なエサ(ブログ余談⑰参照)を与えていても、猫は人間と同様、やはり、健康的には勧められない加工食品のほうが好きなのだ。これは、タマちゃんにとってのバケーションだったようだ。カリカリはまた、次の旅まで、お預けだ。

 

堀尾シェルド裕子

 

 

44歳からの留学 ― 米国管理栄養士の、事の始まりから現在まで ー 余談⑱猫の血液検査

さて、前回の余談⑰猫のエサと腎臓病で書いたように、タマちゃんは、我が家の自慢の健康猫なのだが、血液の状態はどうなっているのかは気になっていた。それで、今回の狂犬病予防接種のついでに、血液検査もしてもらうことにした。その結果は、、、

腎臓の状態を示すBUN, Creatine をはじめほとんどは正常値だったのだが、いくつか、基準値を逸脱する項目があった。

Albumin              4.3 (High)   基準値2.5-3.9 g/dL

Cholesterol       295 (High)              基準値75-220 mg/dL

WBC                    3.3 (Low)               基準値3.5-16.0 10^3/uL

Platelet Count   163 (Low)               基準値  200-500  10^3/uL

Neutrophils      1,947(Low)    59%  基準値2,500-8,500 /uL

Lymphocytes   1,122 (Low)    34%  基準値1,200-8,000 /uL

 

先ず驚いたのが、Cholesterol が高いということだった。えっ、猫って肉食なのに。Cholesterol を下げるべきなの?どうやって?担当の獣医に連絡し、それらの逸脱項目についての説明を受けた。

担当の獣医は、それらの逸脱値を特に問題とはしていなかった。Cholesterolはむしろ低い方が問題があると。私の認識でも、人間の場合、お年寄りなどでCholesterol  が低いと、栄養失調を疑う。上記のCholesterol に関していうと、今回の検査にHDL(善玉)とLDL (悪玉)の検査項目はなく、Triglyceride (中性脂肪)はあったが、55 (基準値25-160 mg/dL) で全く正常だ。だからCholesterolに関してはOKと判断した。

Albuminが高いのは、脱水だろうと言っていた。とは言っても、我が家では、前回のブログで書いたように、ウェットフードだけを上げているので、タマちゃんは水を飲まない。

Low WBC、 Low Neutrophils、Low Lymphocytesに関しては、獣医はストレスだろうと言っていた。通常 は 先ず 感染を疑うが、ストレスによっても引き起こされるとネットにもあった。Low Platelet Count もまたストレスが影響することが研究結果としてあるとネットにある。またLow Platelet Countは猫の血液検査結果で比較的頻繁にあり、疑似血小板減少症とも呼ばれているそうだ。

実はタマちゃんは、すごい臆病猫で、聞きなれないよそ者の声を聴くと、すぐにベッドの下などに隠れてしまい、よそ者の気配が完全に消えるまでは出てこない。また大きな音や聞きなれない音にもビクッとする。だから、動物病院にゆくために捕まえられて、キャリアに入れられ、運ばれ、診察台におかれ、体をあちこちさわられ、注射を打たれ、血液を取られる、等々が尋常ではないストレスであったことは想像に難くない。

というわけで、逸脱(異常)値は、私の判断ではクリアされた。タマちゃんは、今8歳なのだが、9カ月の時に我が家に来たので、まだまだ子供だと思っていたのだが、もうシニア猫の部類に入るらしい。これからも、出来る限りベストに近い食事を与えて(前回ブログ参照)、優しく見守って行きたい。

 

堀尾シェルド裕子

44歳からの留学 ― 米国管理栄養士の、事の始まりから現在まで ー 余談⑰猫のエサと腎臓病

猫は腎臓病になり、腎臓病で死んで行くとよく言われる。私は猫がそのような運命にあるとは信じない。この世に生きとし生けるものが、ある種の全体が特定の病気になって死ぬようになどと、一体神が創造しただろうか。

ネット情報では、猫が腎臓病になりやすい理由については、次のように説明されている。

   (1)猫の先祖はアフリカのリビア砂漠が原産地。雨が降らない環境を生き抜くため、尿を強力に凝縮し、水が少なくても生きていける体になった。普段、あまり水を飲まず、尿が濃いため腎臓に負担をかけている。

   (2)猫は肉食動物なので、ほかの動物より多くのタンパク質をとる。タンパク質は代謝される過程で多くの老廃物を作り出してしまう。

   (3)腎臓には「ネフロン」と呼ばれる組織の基本単位があり、血液をろ過して尿を作っている。猫のネフロンの数は約40万個しかない。犬の約80万個、人間の約200万個に比べ、かなり少なく、腎機能が低下しやすい。

https://www.j-cast.com/2016/10/13280558.html?p=all

なるほど、と思わせる説明だ。元獣医の義理の叔父さんも、最近なぜか診療に来るペットの腎臓病が多いと言っていた。

ところで、実際アフリカの野生のネコが腎臓病で死んでいるのだろうか?そのようなデータを私はみたことがない。

我が家で猫を飼い始めたのは7年前のことだ。シェルターから譲り受けた9カ月の雌のキジ猫だった。それを知った同僚が、獣医による犬猫のエサの本(Dr. Becker’s Real Food for Healthy Dogs and Cats by Beth Taylor and Karen Shaw Becker DVM)のコピーをくれた。そのなかで、著者は、最悪の猫のエサは、ドライフードだと断言していた。例え使われている材料がすばらしくても、ドライフードは最悪で、猫には水分の含まれたエサが必要だと。著者の勧めるのは、生の内臓肉だ。鶏の肝、砂肝、鶏の心臓、鶏もも、牛の心臓、牛の肝臓、七面鳥の心臓や肝臓、卵、などなど。そう、アフリカの野生の猫は捕獲した獲物の内臓を食べ、言うまでもなく、ドライフードなどは食べていないのだ。別のウェブサイトの情報でも、腎臓、胃、脳、卵巣等々の内臓肉もあわせて紹介されている。https://animalwellnessmagazine.com/organ-meats/ ペットショップや、スーパーマーケットの片隅や、ネットで入手できるようだ。Dr. Beckerは詳しいレシピを本の中で紹介している。

さて、我が家で飼い始めた猫のタマちゃんには何をあげたらいいか、7年前に考えた。やはり内臓肉は無理だ。当時の経済的な事情もあり、無添加のドライフードとウェットフードの半々にすることにした。

3年程たったころ、タマちゃんの尿の出が悪いことに気がついた。それからまもなく、血尿がでているのも発見した。動物病院での検査では、猫泌尿器症候群と診断された。猫必尿器症候群とは、猫による見られる病気で、エサのマグネシウム、カルシウム、リン等から膀胱結石が生成され、尿道炎などを起こしたりするらしい。タマちゃんは、幸い結石などはなく、抗生物質が処方されて、事なきを得た。そしてその時に、考えた。もう二度とたまちゃタマちゃんにこのようなことが起こってほしくない、また医療費もばかにならない、だからエサを変えようと。もうドライフードをやめて、ウェットフード100%にしようと。内臓肉に代えることまでは、出来ないけれど、質の良い、なるべく無添加の、イワシ缶も含めた、様々な種類の缶詰のウェットフード(チキン、ビーフ、腎臓病で死んで行くとよく言われる。私は猫がそのような運命にあるとは信じない。この世に生きとし生けるものが、ある種の全体が特定の病気になって死ぬようになどと、一体神が創造しただろうか。

 

ネット情報では、猫が腎臓病になりやすい理由については、次のように説明されている。

 

   (1)猫の先祖はアフリカのリビア砂漠が原産地。雨が降らない環境を生き抜くため、尿を強力に凝縮し、水が少なくても生きていける体になった。普段、あまり水を飲まず、尿が濃いため腎臓に負担をかけている。

 

   (2)猫は肉食動物なので、ほかの動物より多くのタンパク質をとる。タンパク質は代謝される過程で多くの老廃物を作り出してしまう。

 

   (3)腎臓には「ネフロン」と呼ばれる組織の基本単位があり、血液をろ過して尿を作っている。猫のネフロンの数は約40万個しかない。犬の約80万個、人間の約200万個に比べ、かなり少なく、腎機能が低下しやすい。

 

https://www.j-cast.com/2016/10/13280558.html?p=all

 

なるほど、と思わせる説明だ。元獣医の義理の叔父さんも、最近なぜか診療に来るペットの腎臓病が多いと言っていた。

 

ところで、実際アフリカの野生のネコが腎臓病で死んでいるのだろうか?そのようなデータを私はみたことがない。

 

我が家で猫を飼い始めたのは7年前のことだ。シェルターから譲り受けた9カ月の雌のキジ猫だった。それを知った同僚が、獣医による犬猫のエサの本(Dr. Becker’s Real Food for Healthy Dogs and Cats by Beth Taylor and Karen Shaw Becker DVM)のコピーをくれた。そのなかで、著者は、最悪の猫のエサは、ドライフードだと断言していた。例え使われている材料がすばらしくても、ドライフードは最悪で、猫には水分の含まれたエサが必要だと。著者の勧めるのは、生の内臓肉だ。鶏の肝、砂肝、鶏の心臓、鶏もも、牛の心臓、牛の肝臓、七面鳥の心臓や肝臓、卵、などなど。そう、アフリカの野生の猫は捕獲した獲物の内臓を食べ、言うまでもなく、ドライフードなどは食べていないのだ。別のウェブサイトの情報でも、腎臓、胃、脳、卵巣等々の内臓肉もあわせて紹介されている。https://animalwellnessmagazine.com/organ-meats/ ペットショップや、スーパーマーケットの片隅や、ネットで入手できるようだ。Dr. Beckerは詳しいレシピを本の中で紹介している。

 

さて、我が家で飼い始めた猫のタマちゃんには何をあげたらいいか、7年前に考えた。やはり内臓肉は無理だ。当時の経済的な事情もあり、無添加のドライフードとウェットフードの半々にすることにした。

 

3年程たったころ、タマちゃんの尿の出が悪いことに気がついた。それからまもなく、血尿がでているのも発見した。動物病院での検査では、猫泌尿器症候群と診断された。猫必尿器症候群とは、猫による見られる病気で、エサのマグネシウム、カルシウム、リン等から膀胱結石が生成され、尿道炎などを起こしたりするらしい。タマちゃんは、幸い結石などはなく、抗生物質が処方されて、事なきを得た。そしてその時に、考えた。もう二度とたまちゃタマちゃんにこのようなことが起こってほしくない、また医療費もばかにならない、だからエサを変えようと。もうドライフードをやめて、ウェットフード100%にしようと。内臓肉に代えることまでは、出来ないけれど、質の良い、なるべく無添加の、穀物不使用の、様々な種類の缶詰のウェットフード (チキン、ビーフ、ラム、マグロ、ニシン、イワシ等)に代えた。確かにコストはかかるけれども、医療費に高額をかけるよりはいい。生卵も週一回、キャットグラス(猫草)または、他の葉物も刻んで加えた。

あれから現在まで、4年間、タマちゃんは全く病気になっていない。ネットの記事によると、やはり、「ドライフードのみを与える」ものと, 「太っている」猫の猫泌尿器症候群の発症率は、高いと書いてあった。https://www.jstage.jst.go.jp/arttsnicle/jve1997/1/1/1_1_1/_article/-char/ja/

猫泌尿器症候群は腎臓病に繋がっていく。猫泌尿器症候群も腎臓病も阻止したい。猫は腎臓病などにならなければ、30歳位まで生きると聞いた。タマちゃんの30歳を祝いたいと願っている。

 

堀尾シェルド裕子

44歳からの留学 ― 米国管理栄養士の、事の始まりから現在まで ー 余談⑯トランスジェンダー

時代は大きく変わった。ここ数年、トランスジェンダーの話題、ニュースがメディアによく上がる。ディズニーの後継者のひとりがトランスジェンダーであるとカミングアウトし、性別の問題を学校やクラスで話すことを禁ずるフロリダ州の法案を批判した。一方で、ディズニーをボイコットする動きもでている。まだ無自覚な小さな子供たちに何故性別の問題を話さなければならないのかと。

バービー人形も例外ではない。トランスジェンダーのバービー人形が作られた。

ニューヨーク州では、ごく最近、運転免許証の性別欄に性別を特定しない「X」の選択が可能になった。

男性に生まれて、女性に変ったトランスジェンダーの水泳選手、リサ・トーマス(1998年または1999年生まれ)も今注目を集めている。大学での競泳で好成績を収め、オリンピックを目指しているという。高校の終わりごろから、自身の性別に違和感を覚え始め、20-21歳ころからホルモン療法を始めた。22-23歳から女性として競技に参加するようになった。ただ彼女のチームメイトは、彼女(リサ・トーマス)が、ロッカールームで、彼女のペニスを覆わずにいることが不快だと言う。ペニスがついていて、女性のロッカールームで露出!?! その彼女は、なんと全米大学体育協会の2022年の女性賞に所属のペンシルベニア大学から推薦された。https://www.thegatewaypundit.com/2022/07/trans-swimmer-lia-thomas-nominated-woke-upenn-ncaa-woman-year-award/

さて私の周辺では?

少し前、私の所属するニューヨーク州保健省(職場は老人ホームだが)からの任意のオンラインのサーベイがあった。性別の質問に、初めて四つの選択肢があった。男性、女性、その他(自由な書き込み欄と共に)、そして表明したくない、と言う選択肢だった。

そして私のメンバーとなっているAcademy of Nutrition and Dieteticsの月間ジャーナルにも、最近、トランスジェンダーに関する記事が載ったのだ。

米国では、大人の0.6%、13-17歳の若者の0.7%がTGGD (trans gender and gender diverse/トランスジェンダーと性別多様性)であるという。TGGD は一般人口に比べて、貧困層が2倍以上に上り、失業が3倍以上で、少なくとも3分の1が、医療システムにおいて、差別的な扱いをされ、4分の1が不当な扱いを避けるために、必要な医療を避けている。栄養関係でも、摂食障害、身体醜形障害、食糧不安、肥満などの率が高い。

実際栄養評価において、どのような影響があるかというと、従来、身長差による小中学生のBMI パーセンタイル値と肥満度の基準は、男児女児で確立されている。推定エネルギー必要量計算も、男女でファクターが違う。鉄分の必要基準量も、女性は男性(19-50歳)の2倍以上高い。男性は、赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリットなどの血液検査基準が女性よりも高い。性別を変更するということは、その対象をどの基準をもって対処するのかということも問題となってくるのだ。

記事の最後に、例を挙げての対処法がいくつか示されていた。その一つを紹介する。

50歳の黒人男性で鉄欠乏症の症例であった。彼は女性として生まれたが、男性としての自覚がうまれ、20代半ばから、男性ホルモン療法を過去25年間継続してきて、貧血症だという。マラソンのトレーニングをしていて、週に10-15時間走る。彼の場合は20年以上も男性ホルモン療法を続けているので、男性のヘモグロビン、ヘマトクリット等の検査基準を用い、介入するのが適当と示唆されていた。

 

堀尾シェルド裕子

 

44歳からの留学 ― 米国管理栄養士の、事の始まりから現在まで ー 余談⑮不妊ワクチン(後編)

(続き)

1995年、WHO(世界保健機構) はケニアに、新生児の破傷風を根絶するためとして、この破傷風ワクチンを導入した。アメリカのCDC (疾病対策予防センター)よれば、母親から受け継ぐ破傷風の免疫がないと、不衛生な器具でへその緒を処置された新生児が破傷風にかかるという。

1995年WHOは、このワクチンを妊婦のみならず、妊娠をしていない女性にも広げたい意向だった。また、他の国にも広げようとしていた。Dr.Karanjaは、カトリック教会の保健組織のリーダーと、WHO のワクチンキャンペーンのワクチンのチェックに乗り出した。この時点でケニア政府も懸念を示した。WHO は、何の説明もなしに、このキャンペーンを停止した。

しかしながら、19年後に、WHO が、ケニア政府とともに、戻ってきた。2013年10月より、15-49歳の全ての女性にすすめる、新生児破傷風キャンペーンがスタートした。

破傷風のワクチンは通常5-10年一回で済むものが、このワクチン(破傷風不妊)は、不妊をもたらすために、6カ月毎に5回接種するものであった。カトリック教会組織はこのワクチンのテスト調査に乗り出した。3か所のラボラトリーでテストをした結果、HCG は検出されなかった。しかしながら、カトリックの医師が入手した追加のサンプルでは、半数にHCG が検出された。そして、カトリック教会組織は、人々のこのキャンペーンへの参加の停止を呼びかけた。このニュースは世界中に流れた。この時点で、政府とカトリック教会組織の両方でのテストがなされた。すると、キャンペーンからのワクチンにHCG はみつからなかった。そして、ワクチンは安全であると、政府もメディアも広報した。また、カトリック教会組織は嘘をついているとも。

2014年、告発をしていたDr.KaranjaとDr,Ngre は医師の資格をはく奪された。

30年に渡る、WHO の人口コントロールを念頭においた、女性の妊娠を減らすための研究として得た、破傷風とβHCGを組み合わせた不妊ワクチン。WHO は、アジア、アフリカ等63か国、ターゲットとしていた。

2020年10月に、Dr.Ngreがラボラトリーに戻ると、ワクチンの調査が再度なされた。判明したことは、政府貯蔵のワクチンには2種類あり、一つは、破傷風のワクチン、もう一つは破傷風とβHCGを組み合わせた不妊ワクチンであったが、同じラベルに張り替えられていた。

「私がこの世にいる限り、ワクチンが来たら、捉えて、分析し、それが何なのかをケニアの人々に言うだろう」と言っていたたDr.Karanja は、2021年4月に殺された。公には、COVID19 が死因であるとして。

Dr. Karanjaの残したメッセージは、アフリカで起こったことは、あなたの所にも来る、というものであった。

映画のエンディングに登場するDr. Littell は語る。ビルゲーツのアドバイザーである、生殖科学者であるDr.Molcolm Potts は、アフリカの部族の12歳以上の少女たちを集め、毎月の「DEPO-PROVERA パーティー」を進めている。少女たちの好きなビーズ等を提供して、ワクチンを打つ機会にしている。「DEPO-PROVERA」は正常な生殖サイクルを止め、不妊をもたらす。そればかりでなく、早発性骨粗鬆症、肥満、鬱等も引き起こす。ビルゲーツ基金のもとに行われている。

エンディングの二人目に登場するウイルス免疫学者のDr.Byram Bridleは、COVID ワクチンは当初、接種部位にとどまっていると考えられていたが、実際にはその病原性タンパク質であるスパイクプロテインは、血流にのって卵巣にたどり着き、高濃度で蓄積され、不妊をもたらす可能性がある、という。

最後に登場する、元Pfizer のチーフサイエンティスト、Dr.Michael Yeadon は、(COVIDの)ワクチン接種者は、抗体が体内にでき、それが胎盤を攻撃する。だからCOVID ワクチンが不妊をもたらすとは言えないが、安全性の治験はされていないという。

私は二年程前、ビルゲーツと元妻のメリンダがWHOに対してとても擁護的だったことを覚えている。またビルゲーツが、ワクチンで人口の10%を減らせる、と発言しているのを数回読んだか聞いたかしている。でも、なぜビルゲーツがそう言うか分からなかった。というのも、彼がアフリカの子供たちにコンピューターを贈る慈善家としての姿をテレビで見たことがあるからだ。でも今、このドキュメンタリー映画が真の姿を示してくれたようだ。手の届かないところで、巨大な資本と巨大な力が動いていて、それが一人ひとりに忍び寄ってくることに、恐怖を感じる。

 

堀尾シェルド裕子

 

 

 

44歳からの留学 ― 米国管理栄養士の、事の始まりから現在まで ー 余談⑭不妊ワクチン(前編)

Population control (人口統制)というのを聞いたことがあるだろうか。私自身、そのようなことを聞いたことはあると思うが、一体それが何なのかを特に考えたことはなかった。どこで、誰が、誰に、何を、するのか?

余談⑪MMRワクチンと自閉症で紹介したDr. Andrew Wakefiedの28分の新作ドキュメンタリームービー「INFERTILITY: A DIABOLICAL AGENDA」(不妊:悪魔的な課題)がごく最近メール配信された。

live.childrenshealthdefense.org

以下はその映画から。

ケニア、ナイロビの産婦人科医Dr.Ngreによると、ここ数年、妊娠の激減がみられ、妊娠初期の出血、流産、若いカップルの不妊等が増えているという。あるケニアの女性は、3回妊娠し、一回目は3週間で、2回目は4週間で、3回目は10週間で流産した。何かがおかしいと思い、検査を受けてみると、抗HCG 値が異常に高かったという。HCG(βHuman Chorionic Gonadotropin)とは、妊娠中に生産されるホルモンで、妊娠の最初のシグナルである。妊婦のHCG の抗体(抗HCG)が体内で増産されると、胎児をバクテリアやビールスとみなして破壊し、卵巣はプロゲステロンを生産しない。もし抗HCG 値が一定以上に高くなると、不妊となる。

何故このように、HCG を攻撃する抗体、抗HCGが自分の体に生産され自己免疫疾患が起こるのか。

人口過多が憂慮されるにあたり、1970年代初めより、WHO(世界保健機構)に代わり、ワクチンの開発者は、不妊をもたらすワクチンを模索し始めた。1972年から1992年までのグラムは続いた。WHO の不妊ワクチン部隊は、HCG を攻撃する、人工的なワクチンの開発をサポートした。

ワクチンの開発者は、HCG を攻撃する自己免疫疾患や流産を引き起こす抗HCG ワクチンと、破傷風ワクチンの合体が、最も効果的な接近方法であることを考えついた。

この妊娠制御(不妊)のプログラムは、ケニアの統治者のサポートはあったものの、潜在的な女性虐待として、女性グループの支持は低かった。というのも、ワクチン試験は既に、不妊を起こすという説明や、同意書なしに行われていたからだ。それと、妊娠制御(不妊)のワクチンキャンペインが、破傷風ワクチンプログラムと偽装されて行われることも憂慮された。

1995年、フィリピンのカトリック女性同盟は、ユニセフの、妊娠制御(不妊)ワクチンを組み込まれた破傷風制御ワクチンプログラムの停止を裁判で勝ち取った。でもこの時は既に300万人の女性がそのワクチンを接種していた。(続く)

 

堀尾シェルド裕子

 

44歳からの留学 ― 米国管理栄養士の、事の始まりから現在まで ー 余談⑬スプラウト

スプラウト(種,穀物や豆の発芽野菜または新芽野菜)のことは、マクロビオティックヴィーガンのサンドイッチに挟む野菜としてよく使われるので知ってはいた。それが、10年位前、何かの折に、スプラウトの特性、効能を知ることとなり、以来我が家の必須の食品となった。

スプラウトの特性、効能とは何かというと、先ず、酵素の量が成熟した野菜の100倍もあるということだ。食物酵素は、消化を助け、体内の消化酵素の無駄使いを防ぐことで、体内の代謝酵素の量を増やし、その働きのサポートをすると言われる。

ビタミン(A, B複合ビタミン、C、E 等)の量が激増する。発芽前の状態と比較すると20倍に増えるそうだ。Mung beans (緑豆)のスプラウトの研究では、ビタミンB1 が285 %、B2が515%、ニコチン酸(B3)が256%にも増加したという。また必須脂肪酸も増加するという。

健康への利点としては、癌、心臓発作、脳卒中骨粗鬆症の予防、免疫力を高めるなど、もういいことずくめなことが、ネットに出ていた。

そして、私のブログの余談⑫虫歯でも書いたように、アルファルファスプラウトは、成長した状態よりも、450倍ものサポニンが含まれ、そのサポニンは、虫歯を予防してくれるというのだ。そしてもう一度言うが、スプラウトを食べ始めて以来私は一本の虫歯も出来ていない!

それから、もう一つ加えておきたいことがある。それは、ブロッコリーに含まれるスルフォラファンについてである。スルフォラファンは癌を予防することで知られている。そのスルフォラファンはブロッコリーそのものよりも、ブロッコリースプラウトに、10倍以上の高濃度で含まれているという。スルフォラファンのもう一つの効能は、COVID19 を予防することだ。鼻などの粘膜についたあのスパイク蛋白のスパイクを断ち切るというのだ。ただ、ブロッコリースプラウト作りは結構難しい。私は何度も試したが、日数がかかるのと、温度に敏感で、夏や冬の暖房で温度が上がると、すぐ悪くなり変なにおいがしてくる。なので、こればかりは、出来あいのスプラウトを買うことをお勧めする。

我が家のスプラウトは、スプラウト用の容器3つで栽培し、種・豆等は“Sprout People”という家族経営の会社のウェブサイトから購入している。作り方から栄養素、レシピまで丁寧に説明されている。https://sproutpeople.org/

 

堀尾シェルド裕子